第21回鯖街道ウルトラマラソン振り返り③スイーパー

かつて小浜の行商人は、鯖を担いで京都へと歩きました。
その最短コースが、鯖街道と呼ばれる針畑峠を通る「針畑越え」。
時代と共に寂れかけていたこの街道にスポットが当たることになったのがこのストーリー。
朝日新聞の記事
ここを舞台に21年前、鯖街道ウルトラマラソンが誕生しました。
始めた当初は数十人規模の大会だったと聞いています。
それが、今は1,000人を越える大会へと成長しました。

単に規模が大きくなったのではなく、成熟した大会へと成長しているのか?
課題を見つけ、それをひとつひとつ解決していくことが、鯖街道の発展に貢献する成熟した大会に成長する方法と我々は考えます。
さて、小浜から京都までの77kmを走るAコースは、800mの山を3つ越える難コース。
トップの選手は6時間半で駆け抜けました。
古の鯖の行商人もびっくりです(@_@)

途中の梅ノ木をスタートするBコース43kmも、800mの山を2つ越える難コース。
こちらもトップは3時間半と凄まじい速さ(@_@)
きっと毎日努力を重ねて大会に挑まれたんでしょうね。
トップ争いを繰り広げられた選手のみなさんに最大の賛辞を送ります。
おめでとうございます。
一方、タイムは抜きにして見事完走された選手のみなさんも、大いに称賛に値します。
完走と言う言葉にタイムの速さは関係ありません。
それ自体が価値のあるものだからです。
よくぞ出町柳に戻ってきました!
そのボロボロの姿に感動します!

だからこそ、死に物狂いで完走を目指した選手はキラキラと輝き、そこにドラマが生まれるんですね。
いや、完走できなかった人にもドラマがあり、これまたそのチャレンジ精神は尊いものです。
1,000人の選手には、1,000のドラマがあります。
その中からスイーパーが関わったお話を3つ。
何度も取り上げて、少々しつこいですがご容赦を(^^;
第16回東山三十六峰マウンテンマラソン(2009年)
第17回鯖街道ウルトラマラソン(2012年)
第1回山村都市交流の森 花背トレイルラン(2014年)
今年は、11人のスイーパーが選手のみなさんの完走をサポートしました。
最も選手に近いところでレースメイクをしたスイーパーたちです。

その献身的な働きぶりは、きっと選手のみなさんにも伝わっているはず。
今年もきっとどこかでドラマが生まれたことでしょう。
その演出を担うことができたのなら、これほどうれしいことはありません。
また来年、選手のみなさんのドラマ作りに、スイーバーのみならずスタッフ一同が協働できればと思っています。

ぜひ来年もご参加ください。
一緒に大会を作っていきましょう!
心よりお待ちしています(^^)/
これをもちまして、鯖街道ウルトラマラソンの記事は終わります。
大会後も長々とお付き合いをいただき、ありがとうございました。
また来年、元気な顔でお会いしましょう(^^)d
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鯖街道ウルトラマラソンの次はこれだ!!
最高の笑顔で秋の花背を駆け抜けよう!!
第3回山村都市交流の森 花背トレイルラン
平成28年10月23日(日)実施
申込開始は7月1日(金)正午
エントリーはこちらから(現在は掲載のみ)
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