0923ゆっくりトレラン

今回の洛西を巡るゆっくりトレランは、ゴンザレスこと竹森さんからの報告です。ではゴンザレス竹森さんお願いします!

台風17号の影響があるのか無いのか、前日まで天気予報を1時間に一回確認しながら、また奥野さんと相談しながら、予定通り決行することにしました。結果はスタート時は曇り空、暑過ぎずまずまずの状況です。

今回、私がいつもと比べると天国のようなコースですと言った事からか、何と17人のご参加。ホテルエミナース内の竹の郷温泉に荷物を預けて10時20分頃ボチボチとスタート。ファミマでおにぎりや飲み物を購入後、先ずは竹の径(みち)、竹林公園に向かって京都市内を一望しながらゆっくりと下ります。(ファミマで買い物中、ベテランの村上さんが「皆について行けへんし、先に行きまっさ」と先行される。)

竹の径入り口直前で本日のアップダウンを予感させる急坂を上り、爽やかな竹林の中を軽やかに全員快走し、竹林公園に入る。ここはとても整備されているのに、何故か殆ど観光客が来ない穴場中の穴場。皆さん、ここの存在は秘密にしておいてください。ほんまは無料で竹林の庭園も見ることができるのですが、今日は外から眺めて我慢。また、皆さん、改めてお越しください。世界の竹が並ぶ道を進み出口を出てから静かな住宅街を抜け、洛西の小川沿いの遊歩道を通り大蛇ヶ池あたりでポツポツと雨が降り出しました。でも変人・怪物集団は逆に涼しいと喜びながら更に快走。

通称ケヤキ通りの広い遊歩道に出ると、ケヤキ並木と共にイチョウ並木もあり、そのイチョウの葉は黄色く色づき、銀杏も落ち始めておりました。皆で秋を感じながら、次は本日のお楽しみの一つのひまわり畑へ。広々とした大原野に咲く背の低い可愛いひまわり大集団は、パノラマのように広がる西山を背にしながら、風にユラユラと吹かれて壮観! ここのひまわりは敢えて9月に咲くように種まきを遅らせたり地元の農家さんが工夫をして無料で開放されてます。ありがとうございます。見物中の女性が私たち皆の集合写真を撮ってくださいました。ありがとうございます。ひまわり畑は、見る人を優しくし元気付けてくれる花ですね。ここらへんでスタートから約6kmなので、もっとこの癒しの園にいたい気持ちを我慢して次は勝持寺へ。

勝持寺へは大原野の住宅街の急坂を抜け、京都縦貫道の上を越えて到着。 通称「花の寺」と呼ばれる勝持寺は春には約100本の桜が、秋には同じく約100本の紅葉が見事な場所です。今回は塀と山門のみ眺めるだけです。また皆さん改めてお越しください。勝持寺の厳かで深遠とした石畳の急坂を下り、近道を抜けて大原野神社へ。この近道が本日最初の山道です。皆で本日の無事完走祈願に大原野神社を参拝し、蓮の池を眺め穏やかな気持ちになっていると、茶店のおばちゃんが「善峯寺に行くんやったら、丁度フジバカマ祭、やってるから坂の途中で寄って行き」と勧められ、そこにも立ち寄る事にして、次はいよいよ本日のメインである善峯寺経由三錮寺へ。(ところで、村上さんは一体どこや?)

善峯寺に行った事がある人はその急坂の凄さを認識済みで、ハラハラドキドキですが、未知の人は何だこんなものかと突っ走ることでしょう。イヒヒ。(善峯寺へ2.5kmの表示がある上り口で、一旦気持ちを引き締めて「ここから始まりますよ」と皆さんに話していると、何とあの村上さんがヒョッコリはんのようにヒョッコリと現れました。一旦、向日市のご自宅にここから帰り、4時からの懇親会に参加されるとの事。結局、村上さんと皆が本日走ったのは、スタートからコンビニまでの200mほど。本当にユニークな大先輩です。)最初は緩やかな坂なので、今回の若手代表の木村ようすけさんが「行ってきます!」と元気に先頭を切り出すと、触発されたように足に自信の者はスピードを上げて走り出します。何も知らんと。イヒヒ。案の定、坂が急になり出した辺りから歩き出す人々。イヒヒ。それでも速い人は速い!凄い人は凄い!あと善峯寺迄500m程の所で、フジバカマ祭りの案内役のおっちゃんに諸々の説明をしていただきいざ祭り会場へ。入口で本日の幹事である私(ゴンザレス竹森)が皆を代表して100円を募金箱へ。竹の筒を利用した募金箱には顔が描かれ、何故かプラスティックのゴルフクラブが振り上げられるように付いております。なんのこっちゃ? 受付のおっちゃん曰く、これは今話題の全英女子オープンゴルフ優勝の渋野日向子プロ応援募金との事。何で? もう彼女は国内賞金1億円越えプレーヤーやで…何でフジバカマと関係があるん?ま、それはいいとして、チョットにゅるにゅるのフジバカマが咲き誇る祭り会場へ。今年は残念ながらフジバカマを訪ねてくる渡り蝶が未だ来ていないそうで、少し地味な白い小さな花弁の花です。交通安全のため派手な衣装のトライアスリート、山の中で分かりやすい派手なトレイルランナーには似合わない地味さかなあ。でも後で写真を見ると結構可愛い花です。フジバカマさん、ごめんなさい。

実際には善峯寺には行かず、直前の善峯寺駐車場の手前で右折して三錮寺へ。三錮寺の庭で昼食を取るため、トイレと自販機で飲料補給の人は少し小休止。登り口の苔で滑る人が続出。ここで皆が苔は滑ってコケる事を学習し、後に気を付ける事になり、結果これ以降も本日は転倒者無し。良かった良かった。本日2度目の土の山道を約500m登り三錮寺に到着。パーッと京都市内をパノラマのように見渡しながら、お待ちかねの昼食タイム。それぞれ持ち寄ったデザートも分け合い、何か豪華。最近は早瀬さん伝授の凍らせてタオルに包むと、数時間後に丁度いいくらいに溶けてヒヤッと美味しい技が皆に普及しております。早瀬師匠ありがとうございます。又、新しい技をお教えください。

昼食後は登りと違う道を下り、石作灰方町を経由して再び大原野へ。途中、自然(じねん)のカボスを見つけ、背の高い藤井さんや木村さんがジャンプしてゲット。女性陣には嬉しいお土産となりました。このあたりから曇り空から青空の見える天気になり、山の道の涼しい事、気持ちいい! でも大原野の下界は日陰が無いので、ちょっと暑い。でもやっぱり秋ですね。これはほんの少しの残暑です。あーっ、気持ちいい…あとはゴールまで3kmちょっと。元気組は竹森の勝手なこだわりで、京都縦貫道大原野インター入口の交差点まで無駄に登らされます。ここから京都市内のパノラマの景色を見ながら一気に2kmの下りを快走し、ゴールのホテルエミナース竹の郷温泉へ。マイペース組は、大原野からの最短コースでゴールへ。結果、皆ほぼ同じ位の午後2時15分ほぼ予定通りの時間に無事ゴール!良かったー!

竹の郷温泉はネット上で獲れるクーポン券を使うと1000円→600円。複数の温度別の浴槽、水風呂、露天風呂が揃い、洗い場も個室のような仕切り壁があり、又温泉利用のランナーには嬉しい無料の荷物預かりサービス(ランニングステーション)があります。受付の方がスタート前にランナーに行ってらっしゃい、ゴール後お帰りなさいと言ってくれるのも何か嬉しいお勧めの温泉です♨︎ 温泉入浴後、休憩室でチベたいジョッキのビールを飲み、楽しく談笑しながら長湯の方々を楽しく待ちます。皆が揃ったところで、いざ市バスに乗り阪急桂駅東口の屋台ずしへ。予約の午後4時ピッタリに、又1週間前にエイヤッと勘で予約を入れたピッタリ人数の12名が出揃い楽しい懇親会へ。温泉をスキップした藤井さん、そしてあの村上大先輩もここで再合流です。皆、怪我なく無事に楽しく天国のような洛西ゆっくりトレラン完了!

乾杯!

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