鯖街道ウルトラマラソン その5 人それぞれ

百里小屋エイドを出てしばらく行くと、歩いている選手がひとり。
足は全然痛くないけど、走ると胃が痛くなるため歩くことしかできないとのこと。
その方は、宮古島や珠洲などロングのトライアスロンを専門にされているそうです。
大阪で会社を経営されていて、ストレスが多いため、胃が痛くなってしまったとのこと。
トライアスロンやマラソンをすることが、仕事のマネジメントにも生かされていると話しておられました。
380人もの選手が走り去った後、このトライアスリートさんと最終スイーパーの管理人Bのオヤジ二人が、9km先の山本酒店エイドを目指し、1時間以上ひたすら歩き続けます。
トライアスロンのこと、家族のこと、仕事のことなどを話しながら…
太陽の光を背に受け、爽やかな5月の風に吹かれながら…
って、あんまり想像したくない?(^^;)

スイーパーをしていると、いろいろな人と会話をする機会があります。
スタート直後に、お腹が痛くて何度もトイレに駆け込んでいた大阪の選手。
そういえばこの方もトライアスリートでした。
岐阜から参加の女性3人組は、あちこちのトレランレースに出場しているとのこと。
制限時間を気にしながらも、めっちゃ楽しそうにほぼ最後尾を走っておられました。
無事完走できたのか心配(^^;)

亀岡からお越しの女性は、手術直後で満足に走れないけど、気に入っている大会なので途中まででも頑張りたいとのこと。
来年は夫婦での参加を予定されています。
東京から来た管理人Bの知人は、去年と同じペースのつもりが、気が付くと最後尾に。
2週連続のレースにバテたか!
私の顔を見て、あわてて走り去って行きました(^^;)
奈良からお越しの男性は、去年はBコースを完走したので今年はAコースに初参加。
なんとか完走したいけど、前日ほとんど眠れなかったため、かなり辛そうでした。
すべての選手が、それぞれいろいろな思いを抱いて参加されている大会です。
そのお手伝いをさせていただくことに誇りとやりがいを感じます。
それだけに責任の重さをひしひしと感じます。
さて、前述の会社経営のトライアスリートさんと一緒に歩いている途中、あるエイドにたどりつきました。
それは公式のエイドではなく…
つづく…
(まだやるか?(^^;)←管理人A)
(まだやるで!(^^)v←管理人B)
(大会へのご意見、ご感想、感動体験などがありましたらこちらまで)